7月の市長選で36票差で次点を下し、初当選して1カ月。延岡市の三浦久知市長(43)が早くも質疑応答の洗礼を浴びた。
遠慮のない質問をぶつけたのは小学生。夏休みの思い出づくりにと企画された8月30日の「市長と未来を語ろう会」に参加した。市長室や議場を市長とともに見学した後、意見交換会に臨んだ。
「日向市生まれなのにどうして日向の市長にならなかったんですか?」「どうして延岡は夏休みが短いの?」など、厳しめの問いも。
市立川島小5年の長野凛さん(10)は「(延岡)市のキャラに女の子がいないのはなぜ?」と尋ね、市長を「言われてみれば、うーん」としばし絶句させた。
市長就任後初の市議会一般質問は9日から。ここでも厳しい指摘が相次ぐか。